Chapter Four Aggression and the Turn
9s7d3cQsのボードでAs6sを持っている場面です。
ここは、私達が攻撃を続ける理想的な時間です。
なぜでしょうか?
ターンカードは多くの理由で理想的です。
1.ポットエクイティを増加させている為。フラッシュドローのアウツができた。
2. フォールドエクイティを増加させている為。ドライなハイカードが落ちたので、相手88のような手をプレイできなくなる。
ポットエクイティとフォールドエクイティのコンボは、ターンでの攻撃をよいものにします。
「ポットエクイティ + フォールドエクイティ = アグレッション」
たびたび、私たちは多くのフォールドエクイティを必要としないだけの大きなポットエクイティを持ちます。
例)Th9h2c4dのボードでQhJhを持っている場面
ここでのダブルバレルは、多くのフォールドエクイティを必要としません。
例)843Arのボードで22を持っている場面
Aは大きなフォールドエクイティを与えてくれました。
こちらの小さいポットエクイティ(2アウツ)は、このAによるフォールドエクイティに補われました。
しかし、多くのスポットはここまでドライではない。
もし、9c7d3cTsのボードでAs5sを持っていたら?
ポットエクイティは良いです。しかし、ターンカードはフォールドエクイティを減らしました。
ターンは相手の多くのレンジにヒットしています。
88のようなハンドでさえ、ターンでベットしてもフォールドしそうにないです。なぜなら、相手はストレートドローを拾っているからです。
このようなスポットで、ポットエクイティとフォールドエクイティをはかりにかけて決定を下すのは、ポーカープレイヤーにとっての仕事です。
充分なポットエクイティ、フォールドエクイティがあってこそ攻撃を続けることが出来ることを、私たちは確認しました。
たいてい、実際に強いハンドがあるなら、その意味はコンティニューベットをするだけです。
しかし、いくつかのシチュエーションではチェックレイズがより良いアクションとなります。
どんな要因が、チェックレイズをダブルバレルよりも良くしますか?
・敵が強いハンドを持っていなさそうなとき
例)Ac5cを持っていてボードは8c7c4h、私たちはCBを打って、敵はコールしました。
私たちは、敵が本当に強いハンド(88,77,44,65,87)を持っていないことが分かります。
なぜなら、それらのハンドはレイズを返してくるからです。
彼のコールレンジはおそらく、T9,J9,A5のようなストレートドロー、86,76,55のようなペア+ガットショット、A8や97のような弱いペア、QJsやKTsのようなフラッシュドロー、AJやKQのような何もないハンドです。
これらの手を分類すると、「ストレートドロー」、「ペア+ドロー」、「ウィークペア」、「フラッシュドロー」、「エアー」となります。
「エアー」はフロートをしてきます。 そして、それらのハンドは強いドローもペアもたいてい持っていません。
例)ターンは2dで、ボードには8c7c4h2dがあります。
私がチェックをした後、彼のレンジがしてきそうなアクションを考えてみましょう。
彼は広大なレンジでベットしてきます。なぜなら、彼はいままでそうして(ベットで)ポットを取ってきたからです。
彼は弱いペアやペア+ドローをチェックするでしょう。なぜなら、彼は恐らく弱いペアでショウダウンを望んでいるからです。
したがって、彼がターンでベットするとき、彼のレンジの大多数は非常に弱いです。そして、そのときポットは非常に大きいです。
よって、これは私達がセミブラフとしてターンでチェックレイズするのに良い時間になります。そしてもちろん、それはデッドマネーのためです。
時々、敵はフロップで65のようなハンドをジャストコールをします。
また、時々、敵はTT,99,A8,86のようなハンドでターンでベットしてきます。そして私たちのチェックレイズでお金を得ます。
これらの可能性を補填するために、私たちはこのムーブを繰り出す時、いくつかのエクイティがあることを確認する必要があります。
したがって、Ac5cで8c7c4h2dのボードはカンペキです。私たちは多くのポットエクイティを持っています。AcJcも同様に素晴らしいです。
KdQhは、おそらくチェックレイズに適さないでしょう。
ボードテクスチャは、ベットやチェックレイズをするとき、重要となります。
もし、敵がウェットボードでフラットコールをしたら、彼のレンジにはセットや2ペア、ストレートのようなモンスターハンドは含まれていません。
しかし、もし彼がドライボードでフラットコールをしたら、ターンのチェックレイズはかなり悪いものとなります。
彼のレンジにドローはわずかで、セット、2ペア、ストレートのスロープレイが多くあります。
もし8c6d4h2cのボードでAc5cを持っている時、私はほぼ間違いなくターンでベットをします。
そして、敵のチェックレイズにはフォールドします。
ポットエクイティを評価するのは簡単です。アウツを数えるだけです。
フォールドエクイティを評価するのは難しいです。
どんな要因がフォールドエクイティに影響しますか?
・プレイヤータイプ
・ボードテクスチャ
・プレイヤーの数
・イメージとハンドレンジ
2013年8月7日水曜日
要約
Chapter1 The Reason for Betting
ベットをする理由は3つ
#1. バリュー:自分より悪いハンドにコールしてもらうため
#2. ブラフ:自分より良いハンドにフォールドしてもらうため
#3. デッドマネー:相手の良し悪しに関わらず相手にフォールドしてもらうため
・プロテクトや情報のためのベット(いわゆる確認ベット)は、ベットをする第一の理由にはならない
・ベットをするときは、この3つのどれに当てはまっているかを常に意識しなければならない
Chapter2 Killing Reason #3
#3について言葉で説明するのは難しいから例を出すよ
[ 自分はAQでレイズ、相手リレイズ、自分4betオールインをした場面 ]
相手は偶然私に88を見せてしまいます。私は彼にフォールドしてほしいです。
これは#2のわかりやすい例です。
私は、自分より良いポットエクイティのあるハンドを相手にフォールドしてほしいと考えます。
※AQ vs 88 は45:55でAQは不利
では、この例を逆にして見てみよう。
[ 自分は88でレイズ、相手リレイズ、自分4betオールインをした場面 ]
相手は偶然私にAQを見せてしまいます。私は相手に何をしてほしいですか?
私はそれでも相手にフォールドして欲しい!!
この例は、私に#2を再定義させた。
#2. ブラフ:相手に誤ったフォールドをしてもらうためのベット
もし彼が私のハンドを見ることができたら、彼はフォールドしなかっただろう。
「誤ったフォールド」とはどういう意味か?
・旧#2のケース(J9で3ベットして相手がQJを降りる等)
・相手はオッズコールできるハンドをフォールド(6s7sをJsTs2c3dのボードでAKのダブルバレルにフォールド等)
・相手がリブラフできるハンドをフォールド(J9oの3ベットに76sをフォールド。彼が4ベットすれば私はフォールドしただろう。)
これ(新#2)は、明らかにブラフの発想の視野を広げる。
それだけでなく、これは私達が「デッドマネーのためのベット」を回避することを手伝ってくれる。
昔々、J83のフロップで66をレイズするのは悪いとされていた(より弱いハンドはフォールド、より強いハンドはコール)。しかし、彼がエクイティのいろいろな部分をフォールドと考えるとき(彼が後のストリートでフォールドするかもしれない)、私達はアグレッションを正当化し始めることが出来るかもしれない。
「バリュー」か「ブラフ」かを素早く見定めることが、良い合理的なポーカーをすることへの第一歩だよ。
Chapter3 Preflop Hand Ranges and Postflop Equities
プリフロの時点でポストフロップまで考えとけよフィッシュ野郎どもみたいなことが書いてる
例)
ボタンでK8をレイズ、BBがコール
フロップ973r、BBチェック、ボタンはスタンダードなCBを入れ、BBコール
ターン2s、ブラインド再びチェック
さてどうする?
もしチェックバックしたら、必然的に弱いハンドでショウダウンに行くだろう。そしてポットを失うだろう。
またはベットをすると…、しかしターンカードはスケアではなかった。また、彼はフロップでコールしたのでここでもフォールドしそうにありません。
アグレッシブなベットは、しばしばスピューしてしまいます。
この問題の原因は、プリフロップにあります。
私たちは、ポストフロップでエクイティの悪いハンドを選んでしまった。
そして、このように利益のないスポットに陥ってしまった…正しいプレイを一切できないスポットへと…
簡単な解決案があります。
ポストフロップで 良いエクイティを持つハンドを選ぶことです。
それってどんなカードだ?
1.スーテッドであること。スーテッドはポストフロップで大きいエクイティがある。
私がこれを言うとき、多くの人々は「スーテッドがフラッシュを作る確率は低いよ」と言います。
それは正しい。しかし、この例のエクイティについて考えてみよう。
As6sとAs6cの2つのハンドがあるとする。
プリフロでボタンからレイズし、BBコール
フロップ9s7s3c
As6sは約50%のエクイティがある(フラドロ+Aの12アウツ)のに対して、As6cは15%しかない。
35%の差は重要です。
最も重要なのが、9s7d3cのフロップを考えてみましょう。
私たちはベットをして、コールされます。
ターンはQsです。A6sは12アウツあります。A6oは3アウツです。
ここでは、この追加のエクイティで私たちはアグレッシブなままでいることができます。
このように、A6oと違って私たちはA6sで適切に攻撃できます。
これについては次の章で詳しく説明します。
2.ハイカードもまた、大きなエクイティを持っています。AQoについて考えてみましょう。
もしフロップにAかQが落ちれば、私たちはたいていベストハンドを持っています。
しかし多くのフロップでAQはミスして、6アウツの状況になります。
それでも、いくらかの状況では6アウツは攻撃を続けるのに十分なエクイティがあります。
3.コネクタであることも同様に、私達にエクイティをもたらす。とはいえ、ハイカードのスーテッドほどではない。
コネクタはストレートが完成したとき相手から見えづらいという利点がある。
しかし、フラッシュドローがボードにあるとアウツが減少するかもしれないという不利な点もある。
ターンでストレートドローがあるとき、たいていはアグレッシブでいることが難しいボードになる。
(JTでボードK75Q、ストドロがあるが相手のレンジにKとQがいすぎるからダブルバレルを打つのは厳しくなる)
あとなんか書いてたけど省略
おわり
ベットをする理由は3つ
#1. バリュー:自分より悪いハンドにコールしてもらうため
#2. ブラフ:自分より良いハンドにフォールドしてもらうため
#3. デッドマネー:相手の良し悪しに関わらず相手にフォールドしてもらうため
・プロテクトや情報のためのベット(いわゆる確認ベット)は、ベットをする第一の理由にはならない
・ベットをするときは、この3つのどれに当てはまっているかを常に意識しなければならない
Chapter2 Killing Reason #3
#3について言葉で説明するのは難しいから例を出すよ
[ 自分はAQでレイズ、相手リレイズ、自分4betオールインをした場面 ]
相手は偶然私に88を見せてしまいます。私は彼にフォールドしてほしいです。
これは#2のわかりやすい例です。
私は、自分より良いポットエクイティのあるハンドを相手にフォールドしてほしいと考えます。
※AQ vs 88 は45:55でAQは不利
では、この例を逆にして見てみよう。
[ 自分は88でレイズ、相手リレイズ、自分4betオールインをした場面 ]
相手は偶然私にAQを見せてしまいます。私は相手に何をしてほしいですか?
私はそれでも相手にフォールドして欲しい!!
この例は、私に#2を再定義させた。
#2. ブラフ:相手に誤ったフォールドをしてもらうためのベット
もし彼が私のハンドを見ることができたら、彼はフォールドしなかっただろう。
「誤ったフォールド」とはどういう意味か?
・旧#2のケース(J9で3ベットして相手がQJを降りる等)
・相手はオッズコールできるハンドをフォールド(6s7sをJsTs2c3dのボードでAKのダブルバレルにフォールド等)
・相手がリブラフできるハンドをフォールド(J9oの3ベットに76sをフォールド。彼が4ベットすれば私はフォールドしただろう。)
これ(新#2)は、明らかにブラフの発想の視野を広げる。
それだけでなく、これは私達が「デッドマネーのためのベット」を回避することを手伝ってくれる。
昔々、J83のフロップで66をレイズするのは悪いとされていた(より弱いハンドはフォールド、より強いハンドはコール)。しかし、彼がエクイティのいろいろな部分をフォールドと考えるとき(彼が後のストリートでフォールドするかもしれない)、私達はアグレッションを正当化し始めることが出来るかもしれない。
「バリュー」か「ブラフ」かを素早く見定めることが、良い合理的なポーカーをすることへの第一歩だよ。
Chapter3 Preflop Hand Ranges and Postflop Equities
プリフロの時点でポストフロップまで考えとけよフィッシュ野郎どもみたいなことが書いてる
例)
ボタンでK8をレイズ、BBがコール
フロップ973r、BBチェック、ボタンはスタンダードなCBを入れ、BBコール
ターン2s、ブラインド再びチェック
さてどうする?
もしチェックバックしたら、必然的に弱いハンドでショウダウンに行くだろう。そしてポットを失うだろう。
またはベットをすると…、しかしターンカードはスケアではなかった。また、彼はフロップでコールしたのでここでもフォールドしそうにありません。
アグレッシブなベットは、しばしばスピューしてしまいます。
この問題の原因は、プリフロップにあります。
私たちは、ポストフロップでエクイティの悪いハンドを選んでしまった。
そして、このように利益のないスポットに陥ってしまった…正しいプレイを一切できないスポットへと…
簡単な解決案があります。
ポストフロップで 良いエクイティを持つハンドを選ぶことです。
それってどんなカードだ?
1.スーテッドであること。スーテッドはポストフロップで大きいエクイティがある。
私がこれを言うとき、多くの人々は「スーテッドがフラッシュを作る確率は低いよ」と言います。
それは正しい。しかし、この例のエクイティについて考えてみよう。
As6sとAs6cの2つのハンドがあるとする。
プリフロでボタンからレイズし、BBコール
フロップ9s7s3c
As6sは約50%のエクイティがある(フラドロ+Aの12アウツ)のに対して、As6cは15%しかない。
35%の差は重要です。
最も重要なのが、9s7d3cのフロップを考えてみましょう。
私たちはベットをして、コールされます。
ターンはQsです。A6sは12アウツあります。A6oは3アウツです。
ここでは、この追加のエクイティで私たちはアグレッシブなままでいることができます。
このように、A6oと違って私たちはA6sで適切に攻撃できます。
これについては次の章で詳しく説明します。
2.ハイカードもまた、大きなエクイティを持っています。AQoについて考えてみましょう。
もしフロップにAかQが落ちれば、私たちはたいていベストハンドを持っています。
しかし多くのフロップでAQはミスして、6アウツの状況になります。
それでも、いくらかの状況では6アウツは攻撃を続けるのに十分なエクイティがあります。
3.コネクタであることも同様に、私達にエクイティをもたらす。とはいえ、ハイカードのスーテッドほどではない。
コネクタはストレートが完成したとき相手から見えづらいという利点がある。
しかし、フラッシュドローがボードにあるとアウツが減少するかもしれないという不利な点もある。
ターンでストレートドローがあるとき、たいていはアグレッシブでいることが難しいボードになる。
(JTでボードK75Q、ストドロがあるが相手のレンジにKとQがいすぎるからダブルバレルを打つのは厳しくなる)
あとなんか書いてたけど省略
おわり
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