Chapter1 The Reason for Betting
ベットをする理由は3つ
#1. バリュー:自分より悪いハンドにコールしてもらうため
#2. ブラフ:自分より良いハンドにフォールドしてもらうため
#3. デッドマネー:相手の良し悪しに関わらず相手にフォールドしてもらうため
・プロテクトや情報のためのベット(いわゆる確認ベット)は、ベットをする第一の理由にはならない
・ベットをするときは、この3つのどれに当てはまっているかを常に意識しなければならない
Chapter2 Killing Reason #3
#3について言葉で説明するのは難しいから例を出すよ
[ 自分はAQでレイズ、相手リレイズ、自分4betオールインをした場面 ]
相手は偶然私に88を見せてしまいます。私は彼にフォールドしてほしいです。
これは#2のわかりやすい例です。
私は、自分より良いポットエクイティのあるハンドを相手にフォールドしてほしいと考えます。
※AQ vs 88 は45:55でAQは不利
では、この例を逆にして見てみよう。
[ 自分は88でレイズ、相手リレイズ、自分4betオールインをした場面 ]
相手は偶然私にAQを見せてしまいます。私は相手に何をしてほしいですか?
私はそれでも相手にフォールドして欲しい!!
この例は、私に#2を再定義させた。
#2. ブラフ:相手に誤ったフォールドをしてもらうためのベット
もし彼が私のハンドを見ることができたら、彼はフォールドしなかっただろう。
「誤ったフォールド」とはどういう意味か?
・旧#2のケース(J9で3ベットして相手がQJを降りる等)
・相手はオッズコールできるハンドをフォールド(6s7sをJsTs2c3dのボードでAKのダブルバレルにフォールド等)
・相手がリブラフできるハンドをフォールド(J9oの3ベットに76sをフォールド。彼が4ベットすれば私はフォールドしただろう。)
これ(新#2)は、明らかにブラフの発想の視野を広げる。
それだけでなく、これは私達が「デッドマネーのためのベット」を回避することを手伝ってくれる。
昔々、J83のフロップで66をレイズするのは悪いとされていた(より弱いハンドはフォールド、より強いハンドはコール)。しかし、彼がエクイティのいろいろな部分をフォールドと考えるとき(彼が後のストリートでフォールドするかもしれない)、私達はアグレッションを正当化し始めることが出来るかもしれない。
「バリュー」か「ブラフ」かを素早く見定めることが、良い合理的なポーカーをすることへの第一歩だよ。
Chapter3 Preflop Hand Ranges and Postflop Equities
プリフロの時点でポストフロップまで考えとけよフィッシュ野郎どもみたいなことが書いてる
例)
ボタンでK8をレイズ、BBがコール
フロップ973r、BBチェック、ボタンはスタンダードなCBを入れ、BBコール
ターン2s、ブラインド再びチェック
さてどうする?
もしチェックバックしたら、必然的に弱いハンドでショウダウンに行くだろう。そしてポットを失うだろう。
またはベットをすると…、しかしターンカードはスケアではなかった。また、彼はフロップでコールしたのでここでもフォールドしそうにありません。
アグレッシブなベットは、しばしばスピューしてしまいます。
この問題の原因は、プリフロップにあります。
私たちは、ポストフロップでエクイティの悪いハンドを選んでしまった。
そして、このように利益のないスポットに陥ってしまった…正しいプレイを一切できないスポットへと…
簡単な解決案があります。
ポストフロップで 良いエクイティを持つハンドを選ぶことです。
それってどんなカードだ?
1.スーテッドであること。スーテッドはポストフロップで大きいエクイティがある。
私がこれを言うとき、多くの人々は「スーテッドがフラッシュを作る確率は低いよ」と言います。
それは正しい。しかし、この例のエクイティについて考えてみよう。
As6sとAs6cの2つのハンドがあるとする。
プリフロでボタンからレイズし、BBコール
フロップ9s7s3c
As6sは約50%のエクイティがある(フラドロ+Aの12アウツ)のに対して、As6cは15%しかない。
35%の差は重要です。
最も重要なのが、9s7d3cのフロップを考えてみましょう。
私たちはベットをして、コールされます。
ターンはQsです。A6sは12アウツあります。A6oは3アウツです。
ここでは、この追加のエクイティで私たちはアグレッシブなままでいることができます。
このように、A6oと違って私たちはA6sで適切に攻撃できます。
これについては次の章で詳しく説明します。
2.ハイカードもまた、大きなエクイティを持っています。AQoについて考えてみましょう。
もしフロップにAかQが落ちれば、私たちはたいていベストハンドを持っています。
しかし多くのフロップでAQはミスして、6アウツの状況になります。
それでも、いくらかの状況では6アウツは攻撃を続けるのに十分なエクイティがあります。
3.コネクタであることも同様に、私達にエクイティをもたらす。とはいえ、ハイカードのスーテッドほどではない。
コネクタはストレートが完成したとき相手から見えづらいという利点がある。
しかし、フラッシュドローがボードにあるとアウツが減少するかもしれないという不利な点もある。
ターンでストレートドローがあるとき、たいていはアグレッシブでいることが難しいボードになる。
(JTでボードK75Q、ストドロがあるが相手のレンジにKとQがいすぎるからダブルバレルを打つのは厳しくなる)
あとなんか書いてたけど省略
おわり